近年、スタートアップ企業の活動が増加傾向にあり、その成長とともにオフィスの在り方も大きく変化しています。
特に、限られた予算やまだ不確定な将来を見据えながら、効率的にビジネスを拡大していくためには、柔軟でコストパフォーマンスに優れたオフィス環境が求められるでしょう。
『話し合うときにオフィスは欲しいけど、まだ経営も安定していないし、、』
『今無駄にオフィスにお金をかけたくない、、』
とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そんな中、注目されているのが『シェアオフィス』の存在です。
シェアオフィスを利用することで、初期費用や運営コストを抑えながら、快適な作業空間の確保と多様なビジネスチャンスの可能性を拡大できるなど、スタートアップにとって理想的な選択肢といえます。
今回は、シェアオフィスの特徴から、類似サービスとの違い、スタートアップへのメリットを詳しく解説します。
そして、スタートアップの方にもおすすめしたい当社Pabridのお得な新プランについてもご紹介していきます!
シェアオフィスとは?

シェアオフィスとは、「シェアードオフィス(Shared-Office)」に由来する言葉です。
主に中小企業やスタートアップ、個人事業主などが複数人でひとつのスペースを共有するオフィスのことをいいます。
また、共有スペースのみ利用できるプランや、固定席を長期契約するプラン、法人登記ができるプランなど、予算や目的に合わせて利用が可能です。
そのため、利用者は会社のフェーズによって自由に使い分けることができます。
シェアオフィスとコワーキングスペースを含む類似サービスの特徴と違いは?

シェアオフィスやコワーキングスペース、レンタルオフィスは、どちらも共有の作業環境ですが、主に以下の点で異なります。
コワーキングスペースとは
コワーキングスペースは、交流の機会と柔軟な働き方を重視しています。
1.フリーアドレス制
自由に席を選べるため、利用者同士の交流が生まれやすい環境。
カジュアルなオープンスペースが多く、隣の席の人と気軽に会話が始まることも。
2.コミュニティ重視
イベントやワークショップなど、利用者同士の交流を促進する取り組みが多く行われている。
異業種の人々が集まるので、新たなビジネスアイデアなどが生まれることも期待される。
3.柔軟な働き方
自由な時間帯での利用が可能。
個別のブースや電話ボックスが設置されている場合もあるが、オープンな環境がメイン。
シェアオフィスとは
一方シェアオフィスは、プライバシーとビジネスサポートを重視しています。
1.個室や専用デスクの提供
プライバシーを確保できる個室や専用のデスクが用意されていることが多く、ビジネスに集中できる環境が整ってる。
セキュリティやプライバシーが重視されるため、他の利用者との交流は控えめ。
2.共有スペースでの交流
共有のラウンジなどで他の利用者と交流する機会はありますが、仕事中心の利用者が多い。
積極的な交流よりも業務に集中する雰囲気が強い傾向がある。
3.ビジネス向けの設備
法人登記や専用の郵便受け取り、ビジネスサポートサービスなど、企業活動を支援する機能が豊富
レンタルオフィスとは
またレンタルオフィスは、完全なプライバシーが確保される環境を重視しています。
1.完全なプライベート空間
部屋を借りる形なので、個別に完全なプライバシーを確保できる。
一般的には1室単位で借りられ、法人登記が可能で、専用の鍵やセキュリティシステムが完備されていることが多い。
2.独立したビジネス環境
他の利用者と共有するスペースが少なく、他社と区切られた専用の空間で仕事ができるため、業務に集中しやすい環境。
電話対応や機密性の高い業務を行う個人事業主に適している。
3.多様なカスタマイズ
必要に応じてオフィス家具の設置やレイアウトの変更が可能。
ビジネスの成長に合わせて柔軟にスペースを拡張できる点では良いのですが、長期契約が求められることも多いので、契約等は確認しておく必要がある。
最近では、コワーキングスペースでも個室や専用デスクのオプションや法人登記のサービスがあったり、シェアオフィスでもイベントやネットワーキングの場を設けたりするケースが増えており、境界は曖昧になりつつあります。
それぞれの特徴が混ざり合うハイブリッドな施設も増えており、ご自身の働き方やビジネスのニーズに合った施設を選ぶことが重要です。
スタートアップにシェアオフィスをおすすめする5つのメリット

シェアオフィスと言っても場所によって特徴は異なりますが、特にスタートアップの段階でのメリットについてご紹介いたします!
【5つのメリット】
①柔軟な契約プランがある
②充実したビジネスサポートが受けられる
③インフラの整備がされている
④コスト削減ができる
⑤コミュニティやイベントの機会がある
それぞれのメリットについて詳しくみていきましょう。
①柔軟な契約プランがある
短期契約が可能かどうかはスタートアップ事業にとって重要なポイントの一つです。
スタートアップのフェーズはどうしても変化が激しく、将来的なオフィスに対する需要も変わる可能性が高いです。
そのため、短期契約や月ごとの柔軟な契約形態が整っているシェアオフィスが適しているといえます。
②充実したビジネスサポートが受けられる
シェアオフィスでは、住所利用や法人登記に対応しているオフィスもあります。
これから法人を設立したい方や、自宅を会社の住所として使いたくない方が名刺やホームページに住所記載ができます。
さらに、その住所で代わりに荷物を受け取ることも可能です。
③インフラの整備がされている
Wi-Fiや電源、コピー機など、仕事をするのに必要なインフラや備品が充実しているため、整備された環境で手軽に仕事ができます。
それに加え、施設によっては、カフェを併設している場合もあります。
仕事の場にリラックス空間があることもメリットの一つでしょう。
④コスト削減ができる
スタートアップの段階でオフィスを持とうとすると、賃貸の初期費用や設備投資にコストがかかってしまい、変化の激しい時期には痛い出費となります。
賃貸や設備投資に加えて、電気代や水道代等もかかりますが、シェアオフィスだとかかりません。
それらの費用がカットできる点においてシェアオフィスの利用はスタートアップには大きなメリットといえます。
⑤コミュニティやイベントの機会がある
シェアオフィスによっては、契約者向けにビジネスコンサルティングやメンターの紹介など、スタートアップの成長を支援するプログラムを提供している場合があります。
そこで必要な知識を学んだり、逆に場所を借りて、講習などを自身で行うことで、認知拡大や異業種交流の場としても利用が可能です。
シェアオフィスにもおすすめPabrid Bizのご紹介

当社は京浜東北線「大森駅」北口徒歩1分の駅近でコワーキングスペース「Pabrid(パブリッド)」を運営しております。
スマホ・財布・PCさえあれば利用でき、仕事に必要なものはすべて揃っていることが特徴です。
固定席の契約もできますし、法人登記なども可能で、シェアオフィスとしてもお気軽にご利用いただけるポイントが多数ございます。
そんな当社Pabridにスタートアップの方にもピッタリの新しい法人プランが誕生しました!
今回新設した『Pabrid Biz』の法人プランは、1契約につき10名様の登録ができたり、利用時間の制限がなかったりとより多くの方に、快適かつ便利にご利用いただけるサービスとなっております。
※プランによって契約内容が異なります。
スタートアップフェーズで、オフィスを持つのはまだ負担がある方など、ぜひこの機会にご活用ください!
まとめ
今回はシェアオフィスの定義、類似サービスとの違いや、スタートアップフェーズにシェアオフィスをおすすめするメリットを解説しました。
スタートアップで初期費用や運営コストを抑えながら、快適な作業空間の確保と多様なビジネスチャンスの可能性を拡大できる『シェアオフィス』も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
最後に、シェアオフィスにもおすすめのコワーキング施設『Pabrid』の新プランについてご興味がある方は、ぜひ一度お問い合わせください。